新型ウイルスの影響で、全国の学校が休校になっていますが、給食の牛乳を生産している業者は大変な状況なようです。
学校の休校で給食の牛乳が大量に余ってしまっていて、地域によっては、学校職員が牛乳を購入したり、生乳を加工乳に振り替えたりと、対応に追われています。
それでも各地域で、牛乳が余っており、処理しきれないので、ぜひ牛乳を飲んで応援して欲しいという声も聞かれます。
酪農家さんを応援するために、給食牛乳を買いたい場合どこで購入できるんでしょうか?調べてみました。
給食牛乳を買いたい!今、休校でどのくらいの量が余っているの?
そもそも今 給食牛乳は、新型ウイルスの影響で、どのくらいの量が余っているのでしょうか?
給食牛乳が余っている量
農林水産省の統計では、実は全国で飲まれている牛乳のうち、約1割が学校給食用に供給されているそうです。
3月だけで全国で22,135キロリットルの牛乳が、行き場を失ったという計算だそうです。
臨時休校、給食停止で牛乳どうなる?
引用: 産経新聞 https://www.sankei.com/west/news/200302/wst2003020028-n1.html
一例ですが、飛騨市と高山市に、給食牛乳を出荷している、古川酪農農業協同組合さんでは、3月中だけで約4400 Lの牛乳の出荷の見通しが立っていないそうです。
特にこの時期は、消費が元々落ち込む時期で、夏のアイスクリームや、冬のお歳暮ような、販売が伸びる時期と重なっていないことで、非常に苦しいということだそうです。
特に牛乳というのは、牛が健康のためにも、搾乳量を抑えたりすることができない上、鮮度も重要なために、生産し続けるしかないというところがむつかしいところだそうです。
給食牛乳行き場なく…飲んで応援!消費呼び掛け
引用:岐阜新聞 https://www.gifu-np.co.jp/news/20200305/20200305-220997.html
給食牛乳を買いたい、買って酪農家さんを応援したい
酪農家さんを応援するために、全国的に様々な取り組みを行われています。
愛媛県の生活協同組合の、コープえひめでは、コープ内で学校用牛乳を販売開始したそうです。
学校の牛乳なので大きさは、200ミリリットルで、小さいのですが、1本あたり58円と、通常のメーカーの平均よりも3割ほど安く販売されているそうです。
普段は1日 12万本を学校に供給していたのが、3月6日から25日に、約400トンの生乳の出荷先はなくなったということです。
[新型コロナ] 牛乳飲んで農家応援 学給用販売キャンペーン コープえひめ
引用: 日本農業新聞 https://www.agrinews.co.jp/p50236.html
給食牛乳を買いたい場合、お得に購入できる!通販で臨時販売中!
新型ウイルスの感染拡大で、小中学校が休校になったことを受けて、食品宅配の大手オイシックス・ラ・大地が、給食牛乳を臨時で販売を始めたそうです。
特に三重県四日市市の四日市酪農の鈴鹿山麓牛乳1 Lを、3割引という形で販売をしています。
鈴鹿山麓の牛乳は鈴鹿山麓の、遺伝子組換えをしていない飼料のみで育てられた牛から、搾乳した生乳のみを使用していて、現地の工場で紙パックに入れて鮮度も低温殺菌による味わいも特徴になっています。
普段は税抜きで、282円のところが、オイシックス・ラ・大地のホームページでは、今3割引きの197円で販売されています。
これを機に給食牛乳をできる範囲で応援したいですね。
こちらの公式サイトで販売されています。
休校で余ってしまった牛乳を緊急販売(オイシックス公式サイト)
給食牛乳買って応援、こんな買い方も!
最後にもっとお手軽な応援方法として コンビニエンスストアのローソンが3月9日から8日までの限定でマチカフェのホットミルクを半額の65円普段は130円税込でカフェラテ 120円普段は150円で販売を開始しました 割引することで牛乳の購入が進むこと支援ができることを目指しているそうです。
日持ちのする加工乳製品にすればいいという問題でもなくて、 加工工場の生産量の限界や 生乳販売価格とか購入販売価格の大きな差も含めて農家さんへは大きな負担となっているようです。
オイシックスラ大地さんの 通販で 給食牛乳を購入して応援したり ローソン でホットミルク夜カフェラテを購入してお得に酪農 農家さんの応援ができたらいいですよね。
最後に大分県の小学校給食で出されているみどり牛乳の宅配も紹介しておきます。
大分県も3月2日または3日から、公立小学校の休校が続いています。
こちらも応援したいですね!
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