社会

「大志」元マスク工場で生産開始、感染症に備えていた!超バトルシップ展開!

今回 鳥取市の農機具会社「大志」さんが、抗ウイルスマスクを製造するというニュースが入ってきました。

特に注目すべきなのが、もともとマスクを生産していたわけではなくて、旧マスク工場を、3年前に倉庫として購入して、本業とは関係ないながらも、そのマスク工場の機能を、感染症の流行を見越して、いつでも稼働できる状態にしておき、今回の生産開始につながったというところです。

詳しくご紹介したいと思います。

「大志」元マスク工場で生産開始!

今回、鳥取市の中古農機具整備販売をメインとする会社「大志」が、元々倉庫用に取得していた旧マスク工場で、抗ウイルスマスクを生産製造すると発表しました。

元々マスクを製造していた業者から取得して、倉庫にしていたのですが、3月の中旬に製造を始め、1日10万枚を目指して、抗ウィルスマスクを製造を開始する予定とのことです。

このマスクの最大の特徴が、一般のマスクでは防ぎきれないと言われる、今回の新型コロナウイルスに対して、一定の効果が期待できるのではないかという情報です。

ウィルスの感染力を弱めると言われる、ドロマイトを使用した、「鳥インフルエンザ」対策に鳥取大と共同研究したマスクで、4層構造で、ウィルス動きが不活性化されると言われています。

この工場を3年前に入手した大志さんも今回、「こんなこともあろうか」と倉庫として取得しておきながら、すぐにでも生産体制が整えられるように原材料について500万枚から600万枚分を保管していて、機械もすでに使える状態にあったということです。

なんて先見の目があるんでしょうか!

「大志」元マスク工場で生産開始、10年ごとに来る感染症に備えていた!

ここで最も注目すべきは、前のオーナーから購入する際に、「感染症の流行が、10年ごとの周期で来る」と言われたそうです。

その時に、「大志」の谷口健二社長は、倉庫として使いながらも、いつでもマスク生産が再開できるように、マスクの原材料の確保と機械の手入れを行なっていたようです。

この工場はもともと、2008年当時「鳥インフルエンザ」が大流行して、フル稼働していた 工場ですが、まさに12年後、今回の新型コロナウイルスの大流行となったわけです。

もしものために一応設備を保管していたそうですが「まさにこんなことになるとは思わなかった」とおっしゃりながらもさらっと備えているのがかっこいいですね!

しかもその志が、「地元の人たちを感染症から守りたい!」という気持ちから今回の行動につながっているとのこと、すばらしい「大志」ですよね。

「大志」元マスク工場で生産開始!「ドロマイトマスク」は感染症に効くの?

「大志」元マスク工場で生産開始、リアル「バトルシップ」展開!

ここまでの「大志」がこれまで使ってなかった、元マスク工場で生産開始という流れを見ていて、Twitter上では、「大志バトルシップ展開!」と評判になっています。

これはどういうことかといいますと、映画「バトルシップ」の中での状況に、今回の状況があまりにも似ているということから来ています。

2012年のアメリカの映画「バトルシップ」ですが、異星人から攻撃を受ける日本の最新護衛艦とアメリカの最新駆逐艦が手を取り戦う話なのですが、その中のラストシーンに「アイオワ級戦艦ミズーリ」が登場します。

最新鋭艦たちが負けていく中で、時代遅れの第二次世界大戦の遺物「戦艦ミズーリ」は、当然引退して、博物館になっていたのですが、老兵たちが万が一に備え、いつでも使える状態にしていたのです。

そしてその船が異星人を倒すというストーリーなのです。

今回まさに、万が一に備えた大志の社長の「抗ウイルスマスク」が再稼働、生産開始され、鳥取市を始め 日本のマスク不足に一躍買っていくというのは、ちょっと出来すぎたストーリーのようですね。

ツイッターでの反応ですが

コロナウイルスの暗いニュースばかりの中で、こんな頑張ってる人もいる。すげー応援したい。 この社長もすごいし、前のオーナーもすごい!
会社の名前といい危機管理能力といい 政治家よりもよっぽど有能ですね
旧マスク工場復活させた大志の谷口社長がやばい!先見の目もすごいし、地元を感染症から守りたいって言う、地元愛にも心揺さぶられます。

「大志」の旧マスク工場での生産開始に、映画以上の現実に、心揺さぶられる人が続出しているようです。

新型コロナウィルス感染症拡大の暗いニュースが多い中、本当に素晴らしいニュースですよね!

ちなみに「バトルシップ」の映画が気になる方は、こちらのU-NEXTで31日間の無料登録だけで、フル動画見放題できます。

*本ページの情報は2020年3月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT公式サイトにてご確認ください。