【2020年中止!】天神祭ギャルみこし、日程スケジュールと審査、コースや写真など紹介

こちらの記事では、天神祭のギャルみこしについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

天神祭の一環として行われている、ギャルみこしですが、「天神祭とギャル」という一見ミスマッチな言葉にどんな行事なのって思いますよね。

天神祭ギャルみこしの由来や、日程やスケジュール、ギャルの選考会の審査方法やコースなどを中心にご紹介していきます。

追記:2020年度は、新型ウィルスの影響を受け、残念ながら、「ギャルみこし」は中止になってしまいました!

天神祭ギャルみこしとは

元々、天神祭ギャルみこしというのは本来の名前を「天神祭女性御神輿」というのですが、大阪で回数を重ねるうちにギャルみこしという言葉が定着していきました。

ギャルみこしの由来

ギャルみこしは、もともと「天神祭女性御神輿」というのですが、大阪人が好きな語感の良い「ギャル」という今やオヤジ語が、定着してきています。

天神祭、ギャルみこしの歴史

天神祭ギャルみこしの歴史ですが、今からほぼ40年前の1981年に、第1回天神祭ギャルみこしが開催されました。

当時の目的は、地域の振興と大阪文化の高揚といったところで、大阪を元気付けようと始まりました。

当初、天神橋筋商店街の四町会、四番街、天四北商店街、天五商店街、天六商店街が協力し、大阪天満宮「御羽車講巡業」の一環として、資金を出し合って、ギャルみこしを始めました。

ところが当初は、肝心の大阪天満宮への参拝が認められませんでしたが、2回目からは御羽車講巡業の一環として、参拝が認められるようになります。

今ではすっかり定着したのですが、回を重ねるごとに、1名のミス天神橋と2名の準ミス天神橋をそれぞれ選ぶ、コンテストも開催されるようになり、ミス天神橋には、優勝の景品として海外旅行が送られるなど、年々コンテストは白熱していくことになります。

最近では、コンテストの様子がテレビでも放送されるようになったのですが、かくし芸大会と言われるほど、参加者が工夫を凝らして、注目を集めます。

ギャルみこし自体の認知度が広まる中で、ギャルみこし参加者の中から芸能人が生まれたり、海外からもオファーが来て、アメリカやオーストラリアでお祭りに参加して、みこしを担ぐという遠征もやっています。

ギャルみこしの審査

ギャルみこしは、例年6月1日〜6月30日の間に募集があり、ギャルみこしの参加希望者を募ります。

募集人数は、神輿の数によって上下することもあるのですが、基本は80名です。

選考方法なのですが、

  • 1次審査:書類選考(7月1日)
  • 2次審査:面接選考会(7月第1日曜)

となります。

この面接選考会というのがいわゆる、オーディション形式になっていて、それぞれのギャルみこし参加希望者たちが、自分のかくし芸を披露する場となっています。

2次審査へ進出する方は、だいたい120〜130名ほどで、そこから2次審査合格者80名が選ばれます。

毎年面白い参加者がいるのですが、仮装したり、お得意の武術を披露したり、アニメのキャラのコスプレで来たり、ダンスを披露したりと結構何でもありの選考会になっています。

さらに選考会では、米俵の35キロを天秤棒で2個、合計70kgを肩で担ぐパフォーマンスを行うことが必要で、その辺りは本気で体力のあるアピールも必要になってきます。

面接選考会は、コスプレやものまね一発芸などは、必ずしなければいけないわけではありません。

真面目に選考会に参加する方もいらっしゃるようです。

天神祭ギャルみこし応募条件や、年齢制限は?

ギャルみこしへ参加できる年齢制限ですが、参加資格があるのは、15歳以上で30歳以下(ただし中学生は除く)で体力に自信がある健康的な方ということが条件になっています。

また重要な条件として、オリエンテーション(合格者説明会)と天神祭当日(7月23日)に参加できることが必須条件になっています。

オリエンテーション

オリエンテーション(合格者説明会)は、例年7月2週目の日曜日になり、ほぼ本番と同じように、発声練習や御神輿を担いだり、大阪天満宮に参拝したりと忙しい1日を過ごします。

この合格者説明会は朝10時から夕方の18時頃までを予定していて、ここで本格的に「ギャルみこし」の担ぎ方などを教えてもらうことになります。

ギャル みこしの日程

ギャルみこしの日程をご紹介していきたいと思います。

ギャルみこし当日(7月23日)

審査に合格した参加者たちが、毎年巡業当日の7月23日朝10時集合して、巡業がはじまります。

当日の朝10じには、白地に赤い梅模様の法被を着て、足にはお揃いの白足袋、頭はハチマキを巻きながらアップにまとめたまさにギャルふうの髪型とおそろいの口紅ががそろいます。

基本的には、巡業中には、20名ずつが神輿を交代で担いで練り歩きます。

そして巡業は17時頃に終了します。

天神祭宵宮(7月24日)

ギャルみこしは、天神祭の天神橋筋4丁目、5丁目、6丁目の3町会での神輿担ぎに参加します。

7月24日10:00~

7月24日17:00~

天神橋筋商店街の方々に向けた、ミス天神橋/準ミス天神橋(2名)/御羽車娘の四人をお披露目する巡業イベント。

の4名をお披露目する巡行イベントで、天神橋筋商店街4丁目~6丁目を神輿を担いで巡業します。

天神祭本宮(7月25日)

ギャルみこしは、宵宮と同じく、本宮でも、天神祭の天神橋筋4丁目、5丁目、6丁目の3町会での神輿担ぎに参加します。

ギャルだけではなく男も参加するみこし担ぎで、盛り上がりを見せます。

7月25日10:00~

ギャルみこし コース

ギャルみこしのコースですが、

天神橋筋扇町交差点をスタート→北上し天六奉安所へそこで折り返し→天四南会館→大阪天満宮へ宮入→参拝→天神橋筋商店街北上→北奉安所前(天神橋筋六丁目駅)で巡業終了となります。

大体の目安が、

  • 天神橋筋扇町交差点、夫婦橋出発(12:00)
  • 天六奉安所着(12:45)折り返し
  • 天六奉安所出発(13:30)
  • 天四南会館到着 (天満駅前、13:50)
  • 大阪天満宮参拝(14:55〜15:30)
  • 天六奉安所到着(天神橋筋六丁目駅)
  • 巡業終了フィナーレ(17:00)となります。

天神祭ギャルみこし:まとめ


天神祭のギャルみこしに関して、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

2020年度は、見る方も、参加する予定で審査に応募しようとしていたギャル達にも、とても残念ですが、中止になってしまいました。

天神祭自体の規模も縮小が予定されています。

はやく、新型ウィルスの影響が収まり、天神祭やギャルみこしの願いである、大阪の発展が見られる日が来て欲しいですね!