天神祭2020はいつ(日にちと時間、スケジュール)や、花火や屋台の時間、ギャルみこしの日程など紹介!

東京の神田祭、 京都の祇園祭 とともに日本三大祭りのひとつとして  挙げられる、大阪の 天神祭ですが、 奉納花火が有名ですがそれ以外の詳しい内容などは意外と知られていないこともあるかと思います。

こちらでは、 2020年の天神祭の日にちや時間、 花火の時間や 屋台が空いている時間ギャルみこしの日程なども含めて、 全体のスケジュールを、ご紹介していきたいと思います

天神祭2020はいつ?日にちと時間、スケジュールを紹介

まずは2020年の天神祭の行われる日にちと時間、スケジュールなどをご紹介したいと思います。

天神祭の日にちは?

天神祭の 日にちですが、 奉納花火大会がある本宮は、 毎年7月25日と日程が決まっています。

その前日 7月24日には、宵宮祭りや鉾流し神事など重要な神事が行われる、宵宮が行われます。

ただ、天神祭の神事自体は6月25日にスタートして7月31日まで続きます。

6月25日には大阪天満宮で、装束賜式(しょうぞくたばりしき)という宮司が、神童、猿田彦、随身、牛曳童児、牛曳童女の7名に、 神事への奉仕を依頼する斎行が行われ、 1ヶ月以上つづく天神祭は始まります。

主要な行事の日にちとスケジュール

天満天神七夕祭:7月7日(15時から21時)

天満天神七夕祭(てんまてんじんたなばたまつり):大阪天満宮本殿

大阪天満宮で、天満宮創祀「七本松伝承」に基づいて、「松の御供」と鉾流神事で使う「型代(人型)」を供えます。

さらに境内には、「茅の輪」が設けられ、くぐると疫病や罪、穢れといったものが祓われるといわれています。

星愛七夕まつり:7月7日(16時から21時)

星愛七夕まつり(ほしあいたなばたまつり):大阪天満宮境内

16時に天神橋商店街3丁目の夫婦橋から、大阪天満宮に向けて、天満天神花娘、子供彦星、子供織姫の七夕パレードが行われます。

さらに、同じ16時に、大阪天満宮境内に、ビールや焼きそば、輪投げなど、多くの屋台が並び、18時からは、境内に設けたステージでイベントが行われます。

天神祭奉納ドラゴンボート選手権大会:7月16日(8時20分から18時)

天神祭奉納ドラゴンボート選手権大会:大川

天神祭奉納ドラゴンボート選手権大会が行われます。

毎年オーストラリアのパースで行われるアジアドラゴンボート選手権の、日本代表を選ぶ行事です。

御羽車巡幸祭:7月23日(11時)

御羽車巡幸祭:大阪天満宮

7月25日の陸渡御の巡行の一環として、大阪天満宮から、天神橋筋商店街内を、御羽車の神輿が巡行し、商売繁盛を祈願します。

ギャルみこしもこの日、御羽車巡幸祭の一部として行われます。

この後、7月24日宵宮、7月25日本宮といわゆる「天神祭」本番が始まります。

天神祭は何時から何時まで?スケジュール紹介

ここでは、天神祭の本番「宵宮」と「本宮」のイベントスケジュールと、何時から何時までなのかをご紹介していきます。

宵宮は何時から何時まで?

7月24日(4時から21時):大阪天満宮、堂島川

なんと宵宮は朝4時から始まります。

催太鼓一番太鼓(4時)

朝4時に、大阪天満宮の門が開くと同時に「催太鼓一番太鼓」やだんじり囃子、龍踊りが行われ、天神祭の宵宮が始まります。

宵宮祭(7時45分から):大阪天満宮

大阪天満宮の本殿で、神事「宵宮祭」が行われます。鉾流神事の無事と、市中の人々の無病息災を祈ります。

鉾流神事(8時50分から):大阪天満宮、天満警察前(鉾流橋)

鉾流神事を行うために、神鉾講を中心とした鉾流行列が大阪天満宮から出ます。

天満警察前の鉾流橋の斎場から小舟(斎船:いつきふね)で堂島川の中ほどに漕ぎ出て、そこから神鉾が川に流されます。

この神鉾が流れ着いた先が天神祭の祭壇として、翌日天神祭の本宮が始まります。

天神講の獅子舞(12時から):OAPプラザ、帝国ホテル

天神講の獅子舞が、OAPプラザ館内と帝国ホテル1Fで披露されます。

催太鼓氏地巡行(16時から):大阪天満宮

願人(がんじ)36人からなる、催太鼓(もよおしだいこ)が天満宮を出て南下、氏地巡行に天神橋北詰から市中を回ります。

水上薪能(すいじょうたきぎのう、18時40分から):大川(帝国ホテル近辺)

舞台船「能船」で水上薪能(すいじょうたきぎのう)が披露されます。

催太鼓の宮入、天神講獅子舞の宮入(19時から):大阪天満宮

市中に巡行していた、催太鼓と獅子舞が大阪天満宮へ戻ってきます。

本宮は何時から何時まで?

天神祭の本番、本宮は13時から始まり、23時まで続きます。

本宮祭(ほんみやさい、13時から)

大阪の市中の安全と平和、繁盛を祈願して、天神祭の本宮祭が始まります。

神霊移御祭(しんれいいぎょ、14時15分から)

御神霊を、梅の瑞枝を使い御鳳輦(神輿)へ移す神事です。

陸渡御(りくとぎょ、15時30分から)

催太鼓を先頭に、3000名の大行列で、市中の市役所や新御堂筋を御鳳輦が約3km巡行し、乗船場へ向かいます。

船渡御、船上祭(ふなとぎょ、18時00分から)

催太鼓が先頭に、御鳳輦も船に乗り換え、総勢100隻、1万人もの人を乗せて、渡御船団がやく7kmの航路を2-3時間かけて渡ります。

18時の開始と同時に花火が上がり、暗くなるに従って、かがり火が上がり、船100隻による水上パレードが楽しめます。

「火と水の祭」と言われる所以です。

天神祭奉納花火(19時から):川崎公園と桜宮公園

夕方19時ごろから、神様へのお供えとして、4-5000発の天神祭奉納花火が打ち上げられます。

還御祭(かんぎょさい、22時から)

天神祭の締めくくり、大阪天満宮本殿にて、御神霊を御鳳輦から本殿へ御還しする神事「還御祭」が行われて、天神祭の本宮は終わりになります。

天神祭花火は何時から何時まで?

19時から20時50分まで行われます。

大川に面した、川崎公園と桜宮公園の二箇所から花火が打ち上がります。

桜宮橋から北側は花火がよく見えるスポットで、16時には場所取りの人が増えてきます。

桜ノ宮公園は広いので、いろんな場所から花火が楽しめますが、場所によっては打ち上げ花火は見えるが、仕掛け花火が見難いといった場所もあり、よく見える場所から埋まっていきます。

少なくとも16時には現地で場所の確保始めたいですね。

会場に遅めについた場合や、お子様連れの場合などは、西岸エリアの方がゆっくりできます。(すこし見えにくい花火があるためです)

ちなみに、川崎橋は花火が始まると通行止になるので、注意が必要です。(御神霊を見下ろさないようにするため)

天神祭屋台は何時まで?

天神橋筋商店街に出る屋台は、大体11時から始まります。(早い所は9時)

屋台は、4月24日は21時ごろまで、25日の本宮祭の時は23時ごろまでやっています。

天神祭奉納花火がある25日の方が、より多くの屋台が出ます。

7月25日の奉納花火の日には、JR桜ノ宮駅近くでも、多くの屋台が出て、16時ごろから23時ごろまでやっています。

天神祭ギャルみこしの日程と時間

ギャルみこしの日程ですが、7月23日の12時から17時までの時間で行われます。

天神橋筋4丁目の夫婦橋から、天神橋筋商店街を回って、大阪天満宮へと向かいます。

2020年の天神祭ギャルみこしは中止

天神祭の一つの目玉、ギャルみこしです。

毎年オーディションで勝ち残った女性80名によって、200kgの神輿を20名ずつ順番で天神橋筋商店街から大阪天満宮に向けて、巡行します。

2020年は残念ながら、コロナウィルスの影響で、中止が発表されています。

天神祭2020はいつ?(日にちと時間、スケジュール):まとめ

天神祭2020の日にちや時間、スケジュール、祭りのイベントとそれがいつ行われるのかについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

2020年は残念ながら、コロナウィルスの蔓延を考慮して、天神祭の規模を縮小して行われる予定です。(ギャルみこしなど早々に中止になったイベントもあります)

大阪の夏の恒例行事、新型ウィルスが落ち着いて、開催されるといいですね。